予定は思い出になる

 

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う〜ん、綺麗な青い空

7月2日、夏のはじまりには相応しい空だ。

 

今回のタイトルは四年前(?)に地元の無印良品のスケジュール帳のコーナーで見た素敵なキャッチコピーを思い出したのでそれをパクリました。

そして昨日無印良品に寄ったついでにまた手帳コーナーに立ち止まり、いつからでも始められる『1日1ページノート』なる日記帳を買いました。

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002861292

これ、実はもう5冊目くらいなんですが毎日継続して書けた試しがありません。

日付も自分で書けるので日を空けてしまっても続けられるんですが、私の性分として1日でもページに空きが出たらもうその時点でノートは終わりを迎えるので何度もお別れしてきました。

今回は何日続くんでしょう。

 

ちなみにスケジュール帳も無印良品のモノを使っています。シンプルで使いやすいし、何よりアナログの手帳が好きなので。

まあ書き込むような予定、何もないんですけどね。

誰か予定をください。

 

夏のはじまりにブログを更新するなら7月1日に出せばいいのに……と自分でも思ったんですが、昨日初めてブリーチ(毛髪脱色剤)なるものをしてみたところ、昔のことを思い出してボーーーッと色々考えていたら2日になってしまいました。

 

(ここからガラッと話変わります)

私の実家はかなり厳しい家庭でした。

よくわからない家庭内のルールがいくつもあり、暴力を振るわれたりはしないものの、よくわからない理由で3日に1回は3時間以上の説教をされる日々でした。(本当に何で怒られてたのか思い出せない)

おかしな家庭ながらも裕福だった為、「欲しい」と言ったものは何だって買い与えてくれた。

こう言うと聞こえはいいんですが、「やりたい」と言ったことは何ひとつやらせてくれない家庭だったので結果イーヴンむしろマイナスくらい。

 

だから例えば「あのゲームが欲しい」と言って買ってもらっても香川県民かのように『ゲームは1日1時間』というルールがあったのであまり楽しめないし、1時間以内だったとしてもめっちゃ嫌味を言われるのでゲームをしていても全く楽しくない時間を過ごす羽目になった。

 

多分、お小遣いも他の家庭よりはかなり多く貰っていたと思う。

でも学校から帰ると「今日は何にお金使った」「あといくらあるの」「なんでそんなモノにお金を使うんだ」などなど、毎日毎日聞かれた。

義母は家事があまり得意ではなかったので、家事代行サービス『私』が必要とする日用品や食費分として多く貰ってはいたけど、洋服や娯楽に関するモノを勝手に買うとなぜか怒られた。

 

自由にお金が使えな〜〜〜い!!!

 

使ったら怒るようなお金を渡すくらいなら渡さなければいいのに……と何度も思ったけど、本や文房具ならいくら買っても怒られなかったので私は段々と嘘をつくようになった。

 

高校生、メイクにも手を出したくなるお年頃になった。

かわいい洋服だって欲しいしムダ毛処理も本格的になってくる頃。

でもこれがすべてダメだった。

少しでも色気付いたようなことをすると「男か!?男なんだな!!」と狂ったように携帯チェックをされてやましい事が見つかってもないのに謎の説教タイムが始まった。

いや、パイ〇ンとかにした訳じゃないんだしムダ毛処理なんて当たり前じゃん……

 

もう怒られたくないと思って、毎日毎日「本屋さんに寄ってから帰る」と連絡して、ダミーの本と欲しいものをセットで買うようになった。

読みもしない本が部屋に大量に積まれていった。

「あんた最近本好きね〜」

と言われると胸が痛かった。

 

コソコソ隠れてメイクをして家に入る前に駅のトイレでメイクを落とすもんだから気付いたら肌はボロボロ。

1ヶ月使えるカラコン、家でちゃんと手入れしたことなかったから多分目にはかなり良くないモノだったと思う。

学校の指定カバンに入る服じゃないと勝手に買い物したことがバレるから、いつもペラペラなワンピースばかりだった。

夏でも薄いロンTを着て、生地の薄い長ズボンを履いた。

義母、ワキ毛と口周りの産毛以外の処理をすると狂ったように怒り出すの意味がわからなかった。

 

実家にいた習慣による固定観念で『ドン・キホーテ』は内緒でモノを買いに行く場所。

という認識になってしまい、昨日久しぶりにひとりで買い物をしに行った時にふと思い出したので、思わずカラコンコーナーで泣きそうになった。

 

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別に変なオモチャとかは買ったことないけどね。

 

子供の頃に罪悪感を持ちながらやったことに対して抵抗があるので、今回自分で髪を染めるなんて以ての外だった。

でももう会うこともないだろうと思ったからピアスも開けたし髪も染めた。物理的に家から逃げることは出来たけど、家のルールやしがらみからはまだ精神的に逃げ切れてないんだと思う。

 

学生の頃は出かける度に必ず付けていたカラコンも、大人になってからは全く付けられなくなった。

人差し指にカラコンを乗せて目に近付けると、初めて付ける時みたいに目をギュッと瞑ってしまうのだ。

まあ付けなくても生活はできるし、目がしばしばする事もないのでこれは良しとしよう。

 

たかだかドンキに行っただけで余計なことまで思い出してしまった……

ブリーチ剤をつけてまた少し傷んだ髪を見て、数歩くらいは家のしがらみから遠のけたかな〜なんて思ったりした。

 

よく失恋ソングとかに出てくる

「駅のホームで貴方と同じ匂い 振り返っても貴方はいない」

的な。何かを見た時や感じた時に思い出す"アレ"が家族に対して多すぎる。

昔好きだった人を思い出して胸がキュンとする……とかの方がまだいい。

ちなみに一番好きだった人は高校時代の彼氏なのでもうどんな匂いだったか忘れました。

 

みなさんは何かを見た時に思い出す出来事はありますか?

ちょっと笑えるようなエピソードがあれば教えてください。ではまた。

 

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↑夏を感じたいセット(美味しかったです)