OLの朝は遅い。
OLの朝は遅い。
フレックスタイム制の会社に勤めているので今日も優雅に重役出勤だ。
この会社に入った理由の内訳として
知人からの紹介が5割、フレックスタイム制が4割、その他で1割というところだろうか。
知人からの紹介を抜いたとすると、もうほぼフレックスが如何に素晴らしいかを語るだけおばさんになってしまう。
以前勤めていた会社は定時出社、まれに定時退勤、週4で鬼残業だったのでもはや仕事内容というよりは出勤形態だけでここに決めたようなものだ。
しかしこの世のサラリーマンの殆どが朝早く出社し、残業の有無は知らないが定時を目指して仕事を終わらせることだけを目標に日々労働しているのだろうと思うと「うーん」と考えさせられる。
これは私の心のキャパが狭いのか、シンプルに世を舐め腐っているボケガキなのかは不明だが
1日の労働に対するモチベーションはその日の“通勤電車”にかかっていると思っている。
寝起きで機嫌がこの世の終わり(1日の始まりなのにね)の状態なのに、好きでもない労働をしに行く途中で乗った電車が満員電車だったらもう最悪だ。
世の中舐めガキエピソードとして先日、折角フレックスの会社に入ったのに
早起き絶対正義マンが「朝早くに会議を済ませたい」と言い出しやがったので
田舎の老人が起きるような時間に目覚ましをかけ、朝の通勤ラッシュに乗らざるを得ないというミッションがあったのでその時の話をしようと思う。
別に潔癖症というわけではない。全く関わりのない他人と服の上からでさえ密着するという状況が満員電車では当たり前なのだが、どう考えてもよほどの変態でもない限り耐えられたもんじゃないだろう。いい加減にしろ。
得体の知れない人間と密着している上に口臭バケモンジジイやバカデカ舌打ちババア、更には害獣靴踏みサラリーマンと遭遇してしまった時にはもうボロボロと何の涙かわからない涙が出てしまう。
舐めガキなので会社の最寄り駅に到着する前に電車を降り、「耐えられません」と泣きながら上司に電話をかけた。
上司は“理想の上司中の理想の上司”なので「タクシーで来なさいよ」と私に優しく語りかけ、通話は終了した。
その日にあった嫌なことは直様Twitterに書き込むタイプの“シンプルに嫌な奴”なので、
タクシーに乗っている最中に鬼の形相で電車で遭遇したバケモン達のツイートを済ませて会社に到着。
無事ミッションは達成したのだが、もう二度と満員電車には乗らないと誓った日だった。
例えコアタイムに間に合わなかろうが、そのせいで給料が減ろうが関係ない。
せめてチームの人や上司に迷惑をかけない範囲でこれからもわがまま重役出勤をしようと思う。最高だ。
ところで通勤電車すら嫌なので専業主婦になりたいのだが誰か貰ってくれそうな人はいないだろうか。
もし周りにいるのなら Twitter @_ta7shi_ のDMに連絡して欲しい。
よろしく頼む。では。