最近観たアニメ

明日からまた労働が始まるので、ニートしていた期間に観たアニメの感想でもまとめてみようかな。

ランキングではないので順不同です。

 

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BNA

 

獣人と人間が互いに嫌悪する世界で、人間から獣人に突然変異した少女が徐々にその蟠りを解いていく話。

途中から何でもあり(ワンピースのルフィがゴム人間なのに硬化する的な)って感じになるところだけ「う〜ん」だけど、アニメなんてそんなもんだから割り切って観た。

簡単に言うと友情&仲直り物語ってよりも「差別」に目を向けた作品だと思う。

自分が人間である限りきっとこの世界であれば獣人を知らず嫌いしてるだろうな。

どちらの考えや主張も分からなくはないが、獣人視点に立った時、人間の一方的な力の行使による差別だと段々理解することが出来た。

TRIGGER作品特有の原色が多くちょっと目がチカチカするような色使い、大袈裟なキャラの動き、私はワクワクするので大好き。

作中何度も流れる『NIGHT RUNNING』は主人公の気持ちや背景とリンクしていてつい走り出してしまいそうな曲だ。ランニングに丁度いい。↓リンク

https://youtu.be/WWTFfEnMCCc

 

TRIGGER作品は何でも面白いよね。あまりハズレがない気がする。みなさん『プロメア』を観てください。

あとは『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』『SSSS.GRIDMAN』もドキドキワクワクするので観ていて楽しいです。

確かNetflixに全部あります。

 

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GREAT PRETENDER

 

オモロー!!!!!!!!!!!!!!!

BANANAFISHにちょっと似てる。

キャラデザ担当が貞本義行らしい。ふ〜ん、エッチだね。

自称日本一の天才詐欺師である主人公エダマメが海外の天才詐欺師ローランと手を組んで、裏組織のドンから金を巻き上げる為に作戦を立てるものの、途中でエダマメの心境が変わり手を引こうとするが…………

最後は観ているこっち側が騙されるというめちゃオモロ作品でした。

タイトル通り「痛快クライム・エンターテインメント」開幕したっぽい。

ネタバレになってしまうので続きは観て確認して欲しい。兎に角観ていて気持ちがいいです。

 

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ギヴン

 

BLアニメ。少し前にどこかでチラッと観たけど何だっけと思い視聴。

「ちょっと待ってこれハイキューの影山飛雄も月島蛍も東峰旭も赤葦京治も孤爪研磨もいる。これはハイキューキャラのパラレルワールドでの物語やん。(ここまで5秒)」

と鼻息を荒くしていたら、どうやらハイキューの同人誌描いてる人が作者だったらしい。

点と点が繋がり線になった瞬間、調べたら普通にその同人誌読んだことあったのでワロタ。

同性愛が当たり前の作品とかを観たり読んだりすると、異性より惹かれる点の方が多いだろうし初めて抱く恋心って身近な幼馴染だったり、いつもそばに居る本音で話せるような友達の方が当たり前の感情かなと思う。

私は同性愛者ではないけれど、このキャラ達が抱く感情は不自然なことではないなと思えた。

端的に言うと全員素敵なので全員好きです。

ハッピーエンドだけどあまりに切ないので胸が苦しくなった。

ギターを触ったことがある人間なら分かるけど、チューニングをしているあの細やかな音の調節シーンってあんまりアニメでは観ないからちょっと新鮮。

BLはとりあえず置いておいてめちゃ泣けるのでオススメしたい。

 

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

 

異世界転生アニメ。

破滅フラグしかない悪役令嬢が破滅フラグを見事回収せずに楽しい学園生活を送るアニメ。

かなり性格に難アリだったお嬢様がある日を境に前世の記憶を取り戻して誰にでも好かれるような性格になったお陰で破滅フラグを回避してみんなに支えられて生きてる。

もうちょっと主人公が可愛かったらな〜と思ったけどこれは単なるワガママなので我慢。

まだアニメは完結しておらず毎週配信のため待ち遠しくて原作の小説を購入した。

俺TUEEEE系があんまり好きじゃない人は好きだと思う。来週も楽しみだ。

あと今期の異世界転生モノだと『八男ってそれはないでしょう!』も結構面白いです。

こちらは俺TUEEEE系です。

 

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本好きの下剋上

 

これまた異世界転生アニメ。

三度の飯より本が好きな少女が転生した先は、なんと本がない(貴重で高価なので貴族しか自由に手に出来ない)世界で、転生して貧しい家庭の虚弱体質な女の子『マイン』となった主人公は図書館が出来るほどの本を自分で作ると心に決める。

中身は高校生なので大人びているが、見た目は小さく虚弱なため、生意気で我儘なガキ、可愛げがなくてちょっとイライラする。

でも家族の温かさや健気に頑張るマインをずっと観ていたら、いつの間にかマインを応援している自分が画面の前にいた。

マインの周りの人間がマインの考え方や必死に頑張る姿を見てそれをきっかけに変わっていく様は観ていて気持ちが良くて、感動して何度も涙が出た。

Dr.STONE』でもそうだけど、何もない世界で0から創造するのは難しく、知識は財産であると改めて感じた。

今の私が無人島などに投げ出されたとしても、きっと2週間程度しか生きられないだろう。

どこに行っても生きていけるようにもっと知識を付けたいな。

 

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BACKSTREET GIRLS -ゴクドルズ-

 

仕事でやらかした極道三人組が「許してやるから、お前らアイドルになれよ」と組長に言われタイで性転換し、アイドルになってまさかのバカ売れしてしまうという、仁義なきアイドルの戦い。

系統としては『あそびあそばせ』に近いギャグアニメだ。

じっと観ているとギャグアニメ特有のあのテンションの高さに疲れてしまうので、流し見程度が丁度いいと思う。

キャラや内容は面白いので、なんかテキトーに笑えるアニメ観たいなって時はいいかも知れない。

 

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BLEACH

 

言わずと知れた名作なので紹介することなどない。

銀魂ドラゴンボールと同じく、長くて観るのが面倒だったから観てなかったけど、こんなに面白いならリアルタイムで観ておくべきだった。

個人的には「ルキアを奪還したところでもう終わりでいんじゃね?」と思ったが全然そんなことなかった。

各キャラの過去も全ていいですね。

途中までしか配信されていないのでTSUTAYAまで走って続きを全部借りてきた。

一護が本気になった時のあの効果音めっちゃ好き。

日番谷冬獅郎くんとギンが好き。

OPは『乱舞のメロディ/シド』の時がお気に入り。

 

私と同じく長くて面倒臭いから観てない諸君、これを観よ。

 

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少女革命ウテナ

 

これもめちゃくちゃ長い。あと絵柄が少し苦手だ。

友人に勧められた時「正気か?」と思ったけど観た。

主人公のウテナはカリスマ的存在でみんなの王子様だったが、ウテナにはずっと探している王子様がいた。

「あ〜、これはみんなの王子様ウテナがいつか姫堕ちするやつだ〜」と思ってたけど、途中で揺らぎはするもののウテナは最後まで王子様だった。

憎きライバルが何人も登場するが、背景のストーリーを知るとつい肩入れしてしまう。

あとみんな強く生きてるけど本当は弱くて全体的に切ない。

LGBTの話も結構出てくるけど、時代の背景的に楽勝ハッピーエンドで終わらせる訳にはいかないから友情エンドにしたような感じ。

報われる人が少ないけど、それはそれで人生って感じがする。時間がある時に流し見して欲しい。

 

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紅き大魚の伝説

 

Netflixオリジナルとして配信されている中国が製作したアニメ映画。

多分これ作った人はジブリ作品がかなり好きだと思う。

パクりとかそういう話ではないが『崖の上のポニョ』や『千と千尋の神隠し』に世界観や雰囲気が似ており、どこか懐かしくなるような気持ちにさせる。

各所でパクりと言われているが、これがパクりだとしたら異世界系のアニメなんて全て同じになってしまうので「似てる」という表現だけで留めておこうかな。

 

主人公は魚なんだかイルカなんだか黄泉の国にいるのかよく分からない生き物だが、ファンタジーの世界なんて完璧に理解する必要は無いので無視した。

物語の設定が複雑なのであらすじは省くが、簡単に言うと『輪廻転生』や『命の価値』をテーマとして描かれているものだ。

こういう作品って"生"の尊さやそれに対する執着心を美として描かれがちだけど、主観的な感想としては全然そんなことはなくてむしろ"死"の尊さがメインなような気がした。

尊さというか、誰かの生に繋げるための死であって、そこで自身の命が絶えることではないみたいな解釈をしたけど違うのだろうか。是非観て欲しい。

 

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失くした体

 

アヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル賞と観客賞を獲得した、体を探して旅に出る『手』がメインの繊細な動きが印象的な映画。

なんか申し訳ないけど、イキったチー牛のストーカー物語って感じだ。

主人公の幼い頃の家族の話や青春を回想しながら自分を思い出して、見つめているシーンは自分探しの旅と体探しの旅がかけてあるようだなと思った。

でも主人公がちょっと気持ち悪くてなかなか好きになれない為、梅雨の時期に感じるようなモヤモヤとした気持ちになる。

落ち込んでる時はあまり観ない方がいいかも。

 

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宇宙よりも遠い場所

 

泣いた。

これは夢を追いかける四人の少女達が紡ぎ出す、強く結ばれた仲間意識や友情の絆を魅せてくれる素敵な物語だ。

高校生というまだまだ子供な少女達が南極を目指す話で「いやいやそんなの無謀でしょ」と思って鼻で笑いながら観てたけど、徐々に「頑張れ!」と心の中で応援するようになっていた。

困難はあれどサクサク進むストーリーに「お〜、順調じゃん」と思って安心しながら観てたけど12話で大号泣した。

観ればわかるので観て泣いて欲しい。

鬱になる人もいるだろうけど心の浄化にはピッタリだと思う。

 

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うたの☆プリンスさまっ♪

 

なんかこういうのってあまり好きじゃないから観てなかったけどあまりにも暇だったから観た。

オートプレイの乙女ゲーム。←これ

ヒロインはいるものの、この子はただの引き立て役でしかなくて各キャラのストーリーを進める為に用意された進行役として存在しているだけなので、夢女子とかが居たとしても別に嫉妬とかされないだろうなと思った。

なんか乙女ゲームやりたいけど自分でやるのは面倒臭いなって人がいたらオススメしたい。

私は一ノ瀬トキヤくんが好きです。

 

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ペンギン・ハイウェイ

 

おうおう、森見登美彦またお前か。

映画『14の夜』に似てる。

おっぱいの為に全力で頑張る男の子の下心を全開に出した童貞感丸出しのアニメ映画。

内容的には『天気の子』にちょっと似ているかもしれない。

映像はとても綺麗で話も作り込まれているので、特に違和感を覚えることなく観られた。

小学生の頃、好きな子にちょっかい出して気を引こうとする男子がいたよね。そして空回りして嫌われる。あのシーンがあるんですよ。

「誰にでも、忘れられない夏がある。」

このキャッチコピーのままで、何だか甘酸っぱい記憶を思い出した。

ぼくのなつやすみ』のような何てことのない夏休みの一日を何日も繰り返す良さもあるけど、やっぱりひと夏の特別な思い出も欲しいよね。

 

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すみっコぐらし〜とびだす絵本とひみつのコ〜

 

うまく伝わるか分からないけど

「ママに絵本を読んでもらってたらいきなり殴られて、意味も分からず泣いてたら今度は優しく抱きしめられた」

そんなような感覚。

ドラえもん』とか『クレヨンしんちゃん』の映画って最初から「泣くんだろうな」って予感はするけどこれは全くそんな予感なかったのに最後の最後で大号泣した。

ひたすらにキャラが可愛くて、絵本の中で冒険をするって設定もめっちゃ可愛いのに、あまりにも残酷で悲しくなった。

流石に『メイドインアビス』程鬼畜ではないので最後はハッピーエンドだけど、まさか泣くとは思わなかったな。

 

 

 

他にも色々観たけど、Netflixって履歴を残してくれないから何を観たのか忘れてしまったものもあるな。

 

実家にいた時に家族と観た『地獄少女』や『CITY HUNTER』、『ANGEL HEART』を観返して、その時はあまり理解出来なかった事も今では全部わかってしまって、色々経験して少しだけ大人になった自分にちょっと哀しくなった。

 

何度観てもワクワクする大好きな『ハイキュー!!』も観た。

スポーツ漫画独特の"あの時にしか味わえない青春"が辛すぎて苦手だったけど、割り切ったらドハマりしてしまい漫画も同人誌もグッズも兎に角買いまくった。

ガチ恋の推しメンは赤葦京治くんです。

ジャンプの作品ってそういう青春系多いから辛いな。

NARUTO』と『ONEPIECE』も全部観た。

なっっっげぇ〜。

ここまで続けられるの本当に凄い。(それはそう)

 

話を続けると言えばここ数ヶ月、眠っている間にみた夢の内容を覚えている限りでメモに残しているんですが、何とか話が繋がるように空白の部分に話を作って埋めたりするだけでもなかなか思い付かないのは、何ででしょうね。きっと才能がないんだろうな。

「ひとりでずっと喋ってろ」って言われたら喋り続ける自信もあるし、その場で何かネタを考えることも出来るけど、架空の世界や物語を作り出すのは向いてない気がする。この違いは一体何なのか。

 

なろう系小説家になろうとは思わないけど、結構面白い内容の夢をみるのでいつかその話をまとめてちゃんとした物語にしたいな。

またその時はブログにでも書くと思うので読んでください。

ではまた。

 

不動のニート

職はあるが職がない。

 

何を言ってるんだという話なのですが、ここ二ヶ月ちょっとの間全く労働をしていない。

緊急事態宣言が出て職場が営業停止の状態だった為、その間職がなかったのだ。

収入もほとんどないが、まあ気楽でいい生活だ。

いくらでもある時間の中で特に何もせず二ヶ月が経った。

新しい資格を取るなり、時間がある時にやろうと思っていた事さえ何ひとつやっていない。

ただただゲームをしたりNetflixでアニメや映画を漁る日々を過ごしていたら、どうやら緊急事態宣言の自粛期間がそろそろ終わってしまうらしい。

政府へ

自分、今度はもっと上手に自粛期間を過ごす自信あるので、もう一度チャンス欲しいです。(働きたくない)

 

毎週配信されるアニメも、一昨日あたりに観たなと思いきやいつの間にかまた配信されているし、大量に買ったはずの猫のごはんも気付けば底をつく直前だ。

前まではジャンプの発売日をまだかまだかと楽しみに待っていたのに今じゃ「週2になった?」というペースで発売される。もちろんペースは変わっていないのだが。

 

暇な時間が増えたのでツイッターを開く時間も増えた。

みんなストレスが溜まっているせいか、負の連鎖が続いている。あるいは愚痴や他人を貶めるような言葉、普段は政治の話をしない人達も政治について語り出していて何だかとても奇妙だ。

 

ついこの前、熱は冷めてきたものの毎週何となく観ていた某ルームシェア型恋愛番組関係者の訃報が届いたその時に異様な速さでツイッターが荒れ始めた。

誰だって暴言や誹謗中傷など口にしたことはあるだろうに。

逆に「そんなことしたことない!」という人なんて見たことがない。見たことあります?

こういう事件があった時にいちいち「よくない!やめよう!」と堂々とツイッターとかで間違った正義を振りかざしている人間を見ると反吐が出る。

よくないことに対してよくないと言うのは良いことだけど、日常茶飯事どこかで必ず起きているのを今まで無視していたのに何を今更。

 

タイムラインを見ていると、芸能人のツイートに同調して騒いでる人間達は明らかに言われる側よりも言う側の人間で乾いた笑いが出た。

こういう人間って、いつも何も考えずに動いたり話したり、その言動を忘れて生きているんだろうなと思うと逆に羨ましい。

人を殺した人間が「人殺しはやめましょう!」って言っているようなモンですよ。面白いでしょう。

 

この世には色々な人間とその数と同じ価値観があるので強くは言えないが、顔も名前も知らない全く関わりのない他人に何を言われたとしても無視出来ずに真に受けて死を選んでしまう人間ならSNSは向いてないから辞めるべき、または対処法などを義務教育の課程に組み込むべきだと思う。何の役にも立たない保健の性教育の授業よりよっぽど役に立つだろう。

 

話はかなりズレるけどハマっているボイスチャットを使ったゲーム、配信者が多くてよく同じチームでプレイすることがあるのだが、どうやらこのゲームの女、女に対してめちゃくちゃ厳しいっぽい。

確かに猫なで声の女とか明らかに作った声のメスガキボイスだと聞き取りづらくて腹立つけど、私は可愛くないタイプの声質なのにそこまで厳しくされると「ヒェッw」と困惑してしまう。

 

なので、明らかに無理があるけど"声変わりしていない男子高校生"という設定にしたら、これが面白いことに上手くいって女に当たり散らされることが無くなった。凄いよね。

でもこの前ついうっかり一人称を「僕」じゃなくて「私」と言ってしまった上に、有ろうことか統失っぽい配信者の女にプレイ中指摘をするという大失態を犯した。

「アッ……w」っと察した直後、囲いの視聴者やフレンドを呼ばれてバチボコに罵詈雑言を浴びせられた。

なんか、無茶苦茶すぎて特に言う事もないし卑怯だな〜と思いつつその場を収めて怒り狂ってる女を宥めることだけに徹したのだが、あとから考えたら段々腹立ってきて(それはそう)自分が持ち得るアカウントの全てを駆使して女のアカウントを通報していたら、上記の事件の流れで起きた誹謗中傷、暴言に対する反対運動のツイートをリツイートしまくっていて「…………お前が?w」と怖くなった。

 

普通に考えてこういう人間が山程いるの震えるよね。

自分も被害者の立場だけではなかったし、加害者側に立っていたこともあるから声を大にして賛同!ってことも出来ないけど、人間っていうのは根本的には変わらずに、自分の過去や裏の部分を隠して流行や同調圧力に流されて生きていくのが大多数なんだろうな。

 

人間は変わらないんだろうなと言いつつ、最近少しだけ変わったことがあったので聞いて欲しい。

 

ニートしてる期間、夕方に起きて翌日の昼過ぎに寝るような生活になってしまった。

なので朝が一番元気が有り余ってる状態でとても調子がいい。

財布やスマホを持たずに鍵だけ持って外に出て、ちょっと散歩をしてから帰宅。

珈琲を淹れてから、線路沿いにある自宅のベランダから少しずつ増えてきた電車の中の人間を目で追って、日に日に半袖を着る人が増えてるなぁと思うと同時に季節の変わり目を感じた。

夏、あんまり好きじゃないんだけどね。

煙草を一本吸い終わったら部屋に戻って少し冷めた珈琲を飲みながら面白いアニメないかなぁとNetflixを漁る。

こんな感じの朝をルーティンのようにしたら特に何かをした訳でもないけど、少しだけ充実感があってハマってしまった。

最寄り駅まで歩くのすら嫌いだったのに何でだろうね。

 

流石に引き篭ってばかりで運動不足だったので本能的に身体が動いたのかもしれないけど、外の景色は以前と変わらないのに、外に出た時に何だか楽しくて気持ちがいいなと思うようになった。

年寄りが散歩したがるのってこういうことなのかなぁと、少し老いを感じて不安になったけど日々の楽しみが増えるのはいいことだなと思った。

 

今回も年明けのハズレ福袋のような要らないものを詰め合わせた支離滅裂な文章を書いてしまったが、不動のニートからちょっとだけ動くニートに変わったというどうでもいい報告でした。

 

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もうひとつどうでもいいことだけど、窓を開けた時に入ってくる風でカーテンが揺れるやつのファンです。

このファン結構いると思うんだよね。

みんなはどう?

 

その気持ちわかるけどね。

何だかふと思い出してしまった高校2年の時の話をしようと思う。

タイトルの話になるまでの前置きが長いので、面倒なら点線まで飛ばして読んで欲しい。

 

多分高校生活の中で1番"JKってこの事か"というような体験をさせてくれた子だと思う。

その子はチアリーダー部に所属していて容姿も性格も、「今まで出会った子の中で断トツで1番」と断言できるほどとにかく完璧な子だった。

白くて綺麗で赤ちゃんみたいな肌、顔のパーツも整っている。ウィッグかと思う程艶々していて綺麗な髪。

完璧すぎるあまり僻むことすら烏滸がましいといったレベルだったので見かける度に目で追ってはニヤニヤしていた。

 

その子と出会ったのは1年の終わり頃、隣のクラスだったので中々話しかけられなかったが「今日こそはイケる!」と思ったので思い切って声を掛けた。

めちゃくちゃ気持ち悪い過剰接近するオタクみたいで本当に気持ち悪くて気持ち悪い(小泉進次郎構文)のだが「ほっぺ触らせてください。」と声を掛けた。

仲良くなってからも「初めて掛ける言葉があれはおかしいでしょw」と何度も笑ってくれたので、「お前が1番!!お前が1番!!」と心の中で叫んだ後にオタクで良かった〜と思った。

 

LINEも交換して休み時間に手紙交換とかもしたりするような仲になり、その子が部活とクラスで虐められてる事もわかった。まあ話を聞いたら5億%嫉妬から来るものだったので、卒業したらみんな殺すと誓った。進級して2年、同じクラスになった。本当に嬉しかった。

 

私は門限がトンデモなく早かったので他の子みたいに学校帰りに遊んで帰ることがあまり出来なかったが、その子の部活がない日やテスト期間で早く帰れる日はカラオケに行ったり、プリクラを撮ったりスタバの新作を飲みに行ったり、少ない時間の中でも「JKじゃん!w」と思えるような遊びをたくさんした。

 

修学旅行のバスも隣の席、同じグループ、同じホテルで別々のベッドで寝ればいいのに、その日に買ったお揃いのぬいぐるみで遊んで同じベッドで寝た。(そういう関係ではないが)

 

喧嘩も一度もしなかった。

イライラすることなんて本当になかったし、どこまでも"いい子"だった。

 

もちろん恋バナもした。高校は恋愛禁止とかいうバケモンみたいな校則があったがみんなしていた。

バレた人は2週間自宅謹慎。

知り合いの先輩がバレたけど親が示談金100万払って謹慎せずに済んだ話もその子としてバカみたいにゲラゲラ笑った。(ボンボン舐めガキ、何でも金で解決するバカ親諸共死んでおけ)

 

ーーーーーーーここから本題ーーーーーーー

 

私もその子も彼氏がいた。

恋愛禁止とかいう校則があるし、話しているだけで「お前ら何してるんだ」(見てわかるだろ)と教師に言われるので、無闇矢鱈にカップル間で会話できないのはわかっている。

しかしカップルでも何でもないと教師に何を突っ込まれても"言い訳"ができるのでカップルではない異性とは普通に話していられるのだ。

 

お互いの彼氏がそのグレーゾーンの中で女と会話してホクホク顔で勃起していたので、「学校でこっちとは話してくんないのにね」と愚痴をこぼしながら去勢させるか悩んでいたんだが、そんなことは出来ないし私はトイレで発狂しながら大号泣するしその子も何度も泣きながら相談してくることがあった。

 

ある日その子が「もう我慢できない」と教室で泣き出してしまったことがあった。

その気持ちはわかるので、いつものように宥めたり肯定したりしていたのだがいきなり発狂し始めて(私か?w)なんだなんだと思っていたら「ブスのくせに!!ブスのくせに!!死ね!!」と連呼していてシンプルに引いてしまった。

おそらく校内では1番一緒にいた時間が長いはずなんだが、そんなところを見たことがないし、暴言なんて吐いたことがなかったので「え〜w」と言ってしまった。

 

まあ、この子は"完璧ないい子"を装っていたのかもしれないが紛れもなく容姿は校内で1番可愛かったので、自分よりも可愛くない子と仲良くされて腹立つ気持ちはわかるが、ぶっちゃけその子の彼氏と仲良くしていた女がそこまで私とレベルが変わらないので「私のこともそう思ってんのかな」と思うようになってしまったし、それを言っても否定しかされないのは分かっていたので何も言えなくなってしまった。オタク、得意のだんまり。

 

一緒に過ごしていた時間は本当に楽しかったし色んな思い出をたくさん作ってくれて感謝している。

誕生日には遊んだ時の写真や嬉しかったことがびっしり詰まったアルバムもくれた。

 

でもやっぱりどんなに可愛い子でもどんなにいい子でも、心の中で「ブスのくせに」と何かの節で感じているんだと思うと怖くて一緒に居られなくなってしまった。

それまでは何とも思っていなかったけど今でもその事を思い出すと「ブスは許されない」と思い知らされる。怖いですね。ちょっとパーツの配置がズレてるだけなのに。

 

虐めていた女全員殺すぞと誓ったのにいつの間にか私が殺されていた。屍を越えてゆけ…………

たまにSNSを覗くととても楽しそうな生活をしているのでオタク、安心してます。お元気で。

 

最後に@自己肯定感が低いオタク各位

自分を受け入れられるようになるために何かしたことはあります?

私は猫を飼って猫の奴隷として生きることにしました。これが1番いいのでオススメ。ではまた。

 

 

OLの朝は遅い。

OLの朝は遅い。

フレックスタイム制の会社に勤めているので今日も優雅に重役出勤だ。


この会社に入った理由の内訳として

知人からの紹介が5割、フレックスタイム制が4割、その他で1割というところだろうか。

知人からの紹介を抜いたとすると、もうほぼフレックスが如何に素晴らしいかを語るだけおばさんになってしまう。

以前勤めていた会社は定時出社、まれに定時退勤、週4で鬼残業だったのでもはや仕事内容というよりは出勤形態だけでここに決めたようなものだ。


しかしこの世のサラリーマンの殆どが朝早く出社し、残業の有無は知らないが定時を目指して仕事を終わらせることだけを目標に日々労働しているのだろうと思うと「うーん」と考えさせられる。


これは私の心のキャパが狭いのか、シンプルに世を舐め腐っているボケガキなのかは不明だが

1日の労働に対するモチベーションはその日の“通勤電車”にかかっていると思っている。

寝起きで機嫌がこの世の終わり(1日の始まりなのにね)の状態なのに、好きでもない労働をしに行く途中で乗った電車が満員電車だったらもう最悪だ。


世の中舐めガキエピソードとして先日、折角フレックスの会社に入ったのに

早起き絶対正義マンが「朝早くに会議を済ませたい」と言い出しやがったので

田舎の老人が起きるような時間に目覚ましをかけ、朝の通勤ラッシュに乗らざるを得ないというミッションがあったのでその時の話をしようと思う。


別に潔癖症というわけではない。全く関わりのない他人と服の上からでさえ密着するという状況が満員電車では当たり前なのだが、どう考えてもよほどの変態でもない限り耐えられたもんじゃないだろう。いい加減にしろ。

得体の知れない人間と密着している上に口臭バケモンジジイやバカデカ舌打ちババア、更には害獣靴踏みサラリーマンと遭遇してしまった時にはもうボロボロと何の涙かわからない涙が出てしまう。


舐めガキなので会社の最寄り駅に到着する前に電車を降り、「耐えられません」と泣きながら上司に電話をかけた。

上司は“理想の上司中の理想の上司”なので「タクシーで来なさいよ」と私に優しく語りかけ、通話は終了した。


その日にあった嫌なことは直様Twitterに書き込むタイプの“シンプルに嫌な奴”なので、

タクシーに乗っている最中に鬼の形相で電車で遭遇したバケモン達のツイートを済ませて会社に到着。

無事ミッションは達成したのだが、もう二度と満員電車には乗らないと誓った日だった。

例えコアタイムに間に合わなかろうが、そのせいで給料が減ろうが関係ない。

せめてチームの人や上司に迷惑をかけない範囲でこれからもわがまま重役出勤をしようと思う。最高だ。


ところで通勤電車すら嫌なので専業主婦になりたいのだが誰か貰ってくれそうな人はいないだろうか。

もし周りにいるのなら Twitter @_ta7shi_ のDMに連絡して欲しい。

よろしく頼む。では。