不動のニート

職はあるが職がない。

 

何を言ってるんだという話なのですが、ここ二ヶ月ちょっとの間全く労働をしていない。

緊急事態宣言が出て職場が営業停止の状態だった為、その間職がなかったのだ。

収入もほとんどないが、まあ気楽でいい生活だ。

いくらでもある時間の中で特に何もせず二ヶ月が経った。

新しい資格を取るなり、時間がある時にやろうと思っていた事さえ何ひとつやっていない。

ただただゲームをしたりNetflixでアニメや映画を漁る日々を過ごしていたら、どうやら緊急事態宣言の自粛期間がそろそろ終わってしまうらしい。

政府へ

自分、今度はもっと上手に自粛期間を過ごす自信あるので、もう一度チャンス欲しいです。(働きたくない)

 

毎週配信されるアニメも、一昨日あたりに観たなと思いきやいつの間にかまた配信されているし、大量に買ったはずの猫のごはんも気付けば底をつく直前だ。

前まではジャンプの発売日をまだかまだかと楽しみに待っていたのに今じゃ「週2になった?」というペースで発売される。もちろんペースは変わっていないのだが。

 

暇な時間が増えたのでツイッターを開く時間も増えた。

みんなストレスが溜まっているせいか、負の連鎖が続いている。あるいは愚痴や他人を貶めるような言葉、普段は政治の話をしない人達も政治について語り出していて何だかとても奇妙だ。

 

ついこの前、熱は冷めてきたものの毎週何となく観ていた某ルームシェア型恋愛番組関係者の訃報が届いたその時に異様な速さでツイッターが荒れ始めた。

誰だって暴言や誹謗中傷など口にしたことはあるだろうに。

逆に「そんなことしたことない!」という人なんて見たことがない。見たことあります?

こういう事件があった時にいちいち「よくない!やめよう!」と堂々とツイッターとかで間違った正義を振りかざしている人間を見ると反吐が出る。

よくないことに対してよくないと言うのは良いことだけど、日常茶飯事どこかで必ず起きているのを今まで無視していたのに何を今更。

 

タイムラインを見ていると、芸能人のツイートに同調して騒いでる人間達は明らかに言われる側よりも言う側の人間で乾いた笑いが出た。

こういう人間って、いつも何も考えずに動いたり話したり、その言動を忘れて生きているんだろうなと思うと逆に羨ましい。

人を殺した人間が「人殺しはやめましょう!」って言っているようなモンですよ。面白いでしょう。

 

この世には色々な人間とその数と同じ価値観があるので強くは言えないが、顔も名前も知らない全く関わりのない他人に何を言われたとしても無視出来ずに真に受けて死を選んでしまう人間ならSNSは向いてないから辞めるべき、または対処法などを義務教育の課程に組み込むべきだと思う。何の役にも立たない保健の性教育の授業よりよっぽど役に立つだろう。

 

話はかなりズレるけどハマっているボイスチャットを使ったゲーム、配信者が多くてよく同じチームでプレイすることがあるのだが、どうやらこのゲームの女、女に対してめちゃくちゃ厳しいっぽい。

確かに猫なで声の女とか明らかに作った声のメスガキボイスだと聞き取りづらくて腹立つけど、私は可愛くないタイプの声質なのにそこまで厳しくされると「ヒェッw」と困惑してしまう。

 

なので、明らかに無理があるけど"声変わりしていない男子高校生"という設定にしたら、これが面白いことに上手くいって女に当たり散らされることが無くなった。凄いよね。

でもこの前ついうっかり一人称を「僕」じゃなくて「私」と言ってしまった上に、有ろうことか統失っぽい配信者の女にプレイ中指摘をするという大失態を犯した。

「アッ……w」っと察した直後、囲いの視聴者やフレンドを呼ばれてバチボコに罵詈雑言を浴びせられた。

なんか、無茶苦茶すぎて特に言う事もないし卑怯だな〜と思いつつその場を収めて怒り狂ってる女を宥めることだけに徹したのだが、あとから考えたら段々腹立ってきて(それはそう)自分が持ち得るアカウントの全てを駆使して女のアカウントを通報していたら、上記の事件の流れで起きた誹謗中傷、暴言に対する反対運動のツイートをリツイートしまくっていて「…………お前が?w」と怖くなった。

 

普通に考えてこういう人間が山程いるの震えるよね。

自分も被害者の立場だけではなかったし、加害者側に立っていたこともあるから声を大にして賛同!ってことも出来ないけど、人間っていうのは根本的には変わらずに、自分の過去や裏の部分を隠して流行や同調圧力に流されて生きていくのが大多数なんだろうな。

 

人間は変わらないんだろうなと言いつつ、最近少しだけ変わったことがあったので聞いて欲しい。

 

ニートしてる期間、夕方に起きて翌日の昼過ぎに寝るような生活になってしまった。

なので朝が一番元気が有り余ってる状態でとても調子がいい。

財布やスマホを持たずに鍵だけ持って外に出て、ちょっと散歩をしてから帰宅。

珈琲を淹れてから、線路沿いにある自宅のベランダから少しずつ増えてきた電車の中の人間を目で追って、日に日に半袖を着る人が増えてるなぁと思うと同時に季節の変わり目を感じた。

夏、あんまり好きじゃないんだけどね。

煙草を一本吸い終わったら部屋に戻って少し冷めた珈琲を飲みながら面白いアニメないかなぁとNetflixを漁る。

こんな感じの朝をルーティンのようにしたら特に何かをした訳でもないけど、少しだけ充実感があってハマってしまった。

最寄り駅まで歩くのすら嫌いだったのに何でだろうね。

 

流石に引き篭ってばかりで運動不足だったので本能的に身体が動いたのかもしれないけど、外の景色は以前と変わらないのに、外に出た時に何だか楽しくて気持ちがいいなと思うようになった。

年寄りが散歩したがるのってこういうことなのかなぁと、少し老いを感じて不安になったけど日々の楽しみが増えるのはいいことだなと思った。

 

今回も年明けのハズレ福袋のような要らないものを詰め合わせた支離滅裂な文章を書いてしまったが、不動のニートからちょっとだけ動くニートに変わったというどうでもいい報告でした。

 

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もうひとつどうでもいいことだけど、窓を開けた時に入ってくる風でカーテンが揺れるやつのファンです。

このファン結構いると思うんだよね。

みんなはどう?